misdo meets PIERRE HERMÉ
ミスタードーナッツが様々なブランドのコラボ「misdo meets」シリーズは第1弾の祇園辻理とのコラボから始まり今回で10弾。今回はミスドで味わえるピエール・エルメだ。
ピエール・エルメと聞けば、表参道にあるマカロン屋さんというイメージがある。もちろんマカロン以外に売っている洋菓子店であることは百も承知だが、なぜそんなイメージなのかと言えば自身が初めてピエール・エルメの商品を手にしたのが、日本初の路面店が表参道にオープンした時、マカロンを買いに行った思い出があるからだ。ちなみに表参道のオープンは2005年で、日本初出店は1998年ホテルニューオータニだそうだ。2005年の路面店ができた当時、日本はマカロンブームで、ピエル・エルメの表参道出店がその火付け役と言っても過言ではないだろう。
米ファッション誌VOGUE( ヴォーグ)が「パティスリー界のピカソ」と呼ぶ、ピエール・エルメの商品は色鮮やかで美しく、20年近くも日本に根付いているのは多くのファンを魅了し続けてきたからに違いない。
コラボ商品は全部で6種類
今回のコラボ商品、3種類が定番のドーナツ生地で、3種類が新開発の生地でラインナップされている。
オールドファッション(通常商品)の上に、オレンジ&パッションフルーツのジャム、チーズクリームがトッピングされているサティーヌファッション。ピエール・エルメの3大フレーバーの一つであるサティーヌをうまく表現されていて、オールドファッション特有のパサパサ感と相まって美味しかった。
新開発された生地でできたモガドール(ショコラ&オレンジ&パッションフルーツ)はフィナンシェをイメージして開発したショコラドーナツで、ドーナツを食べている感覚よりも、別の焼き菓子を食べているような食感。ガナッシュクリーム、ガナッシュホイップ、オレンジ&パッションフルーツジャムをサンドし、
チョコとオレンジピールで仕上げた絶妙な甘さで、くどくなく上品な味わいだ。
misdo meets PIERRE HERMÉ はピエール・エルメの世界観をしっかり形にしたとても食べ応えのあるコラボだと思う。新開発の生地で作られたシリーズは、パッケージなどを外せばミスドの商品とは思えず、ちょっとした差し入れにも喜ばれる商品だと感じた。
期間限定のため、売り切れ次第終了とのこと。ぜひチャンスがあれば食べてみてほしい商品だ。
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