時計機能の付いた健康バロメータで運動が長続きするコツ
とにかくApple Watch半年間試してみたら・・・
暑い夏から一気に涼しくなりすっかり秋、早いもので11月になり今年も残すところ、2ヶ月。今年はお祭りや運動会などの秋の行事が規模の縮小や中止を余儀なくされています。そんな中、毎年恒例行事となっているApple社の新製品発表ラッシュが今年もやってきました。今年は変則的に、まずApple Watchが発表され、iPhoneが発表されるなど、分散しての発表となりました。
さて、今年のApple Watchには血中酸素濃度が測定できる機能が備わったり、昨今の社会情勢を鑑みて、手洗いを促し、推奨される手洗い時間をカウントダウンで知らせるなど、より健康を意識するようになった一年にふさわしいアップデートだと思います。
以前にご紹介した通り(Apple Watchは本当にひつようなのか)、とにかく試してみようと思ってApple Watch導入してから半年強。
導入してみてどうだったのか。
その答えは
思っていた以上に活躍している。そして、欠かさず身に着ける愛用品となったApple Watch
きっかけは「今まで使っていた時計のオーバーホールで2週間ほど時計がなくなってしまうから」だったのだが、思いがけず新型コロナウイルス の影響で2ヶ月ほどかかってしまい。その間、時計として毎日使っていたのだ。
時計としての機能は、正確無比に時を刻んでくれるので問題なし。さらに携帯が近くにあると、Lineなどの通知はその場で確認できるので便利だ。
当時、スマホの延長線上と思った概念は変わっていないし、使用してみて思うことはまさにスマホの一部と化している。
Apple Watchは宝飾品の時計とはやはり違うということ
では、元に戻って今まで使っていた時計の代わりとなり得るのか。
この点は、宝飾品としての時計とはやはり違う。いくらApple Watch Series5 Hermesエディションを購入したからといって、宝飾品とはなりえていない。とは言え、ファッショナブルな使い方はできる。
それはバンドを気分によって、TPOにあわせて使い分けることができるからだ。やはり、宝飾品の時計でこれまでデメリットとまでは言わないが、代わり映えしないと思っていたのは、時計としてバンドを含めて1個だったからだ。対して、Apple Watchはバンドの交換が容易で、好きな色の革バンドにも交換できるし、スポーツする時には、汗をかいてもいいように、多少濡れてもいいようにナイロンバンドに変えることも簡単にできてしまう。
逆に、時計がもたらした変化
さて、半年間使ってみて大きく変わったことといえば、健康を意識するようになったこと。
上半期のコロナ禍において、会食がぱったり減り、暴飲暴食が減った反面、出歩くこともままならなくなってしまい、見た目に変化が生じた。端的にいうと、コロナ太りだ。
あえて体重を公表するまでもないが、明らかに数字は増加していたのだ。しかし、気づいた時は自宅に体重計がなく、健康診断をここ数年受けた覚えがないので、明確な数字として〇〇kg増えたというのはわからない。しかし、見た目で太ったことがわかったのでよっぽど増えていたのに違いない。そこで、iPhoneと連動する体重計を思い切って購入してみた。
?、この話にApple Watchは関係なくないのか?と思った皆さん。
いやいや、話はここから。
体重計で計測してみると、想像を絶する思いがけない数字と遭遇してしまったのだ。衝撃的な数字を見てどう思ったのか。
これは、まずい!
これがきっかけで、体重を減らそうと思い立ったのだ。で、なにを始めたかというと、食事制限と運動だ。食事制限といっても、我慢我慢と言うのではなく、不必要なものを食べず、ほんの少し食べたいものを我慢するだけ。あとは、運動だ。
運動のお供に最適だったApple Watch
運動といっても、自宅でできる筋トレとウォーキングとサイクリングだ。しかし、一人で運動するとなると目安がなく、しんどいと思ってしまうと「これくらいでいいか」となってしまうのだが、Apple Watchのフィットネスアプリが運動量の見える化に一役買ってくれる。消費カロリーの値がどこまで正確かは不明だが、ムーブに表示される消費カロリーとエクササイズ時間を目安に、リングが極力完成するように体を動かす目安となり、継続させる努力を2ヶ月ほど続けてみた。
そうこう続けてみると、案の定体重は減り出した。
そう、Apple watchが何をしたかというと、体の動きを見える化してくれたのが、意識を変え、継続する道標となってくれたのだ。
実はこれが楽しくなり、体重計は精密な数字が測れる体組成計に変更し、同時に血圧も記録するようになった。精密な数字と書いたが、精度の高い数値ということではなく、体脂肪率以外の数字が把握できるものだ。例えば、内臓脂肪レベル、皮下脂肪率、骨格筋率、基礎代謝量、ついでに体年齢。ちなみに今回導入した体組成計はオムロンのカラダスキャンと呼ばれる機種で、両手両足から微弱なテンパを流すことで、これらの数値をオムロンがこれまで蓄積してきた基礎データを元に推計された数字が表示されるとのこと。
よく、体組成計の精度について様々な情報がネットにありますが、体重計としての制度に問題があれば別だが、それ以外の情報についてはあまり右往左往する必要がないと感じたので、オムロンがいいのかタニタがいいのか、それとも別のブランドがいいのかというのは気にしなくていい情報だと思う。
ちなみに、当初から使っている体組成計と新しく導入した体組成計を実は併用しており、どちらも微妙な違いがあることがわかっている。それは体脂肪率もだけど、体重ですら200g前後の差が生じていることを、Apple Watchとは関係のない話だが、余談として記しておく。
Apple Watchで運動の見える化と、体の情報の見える化、そして・・・・・
さてさて、見える化が楽しくなってくると、次は何を?と、夜な夜なネットで探し見つけたのが、睡眠の見える化だ。
iPhoneで睡眠スケジュール管理ができ、Apple Watchでその追跡が出来てはいたのだが、見える化の精度を上げるために導入したのが睡眠記録アプリの「AutoSleep」だ。なんと昼寝をも記録してくれる優れもので、Apple Watchを装着している限り計測し続けてくれる優れもの。またこのアプリの凄いところは睡眠の質を計測してくれているということ。
これもどこまで精度が高いのかは精度を追求した割には不明だが、毎日の記録を比較することも可能。とは言っても、正直に申し上げると、この見える化された情報が何かに活かされているのかといえば、正直ないけれども数値化され、毎日が埋まっていくことが楽しい。
改めて、Apple Watchが必要かどうか
長々と書いてきた通り、今では就寝中も身に付け、時計の機能としてよりはできる限り自分自身のデータ化にハマってしまっている。もちろん、この先に何があるのかといえば、これまでの不摂生を反省し、年齢に伴った健康を志すきっかけになったApple Watchが、今の自分には必要不可欠な存在である。
要は、買ってよかった代物であるということ。
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