前回に続いて、またまた「なんだ?」と思わず聞き返してしまった“カチョエペペ”は、バターと胡椒を使ったイタリアの首都ローマの名物パスタです。伝統的な料理ですが、ものすごく簡単で忙しい時でもさっと作れるパスタ料理です。
それがこの数年、カチョエペペが密かに注目されているそうなんです。なんでも、ワインバーで深夜に提供されていたり、これまで日の目を見なかったカチョエペペが裏メニューから表メニューに掲載されたり、締めラーメンから締めカチョエペペになっていたり・・・・。
そんなカチョエペペはシンプルな構成だからこそ、奥が深い。でも、作り方はとても簡単なので、いろんな食材、いろんな調味料でお好みの味を見つけてみるのも楽しいかもしれません。
VOL.4 エビとアスパラのカチョエペペ
空想レストラン”Le Monde Fantastique” 第四弾。
今回のメニューは、アレンジ簡単Cacio e pepe(カチョエペペ)をご紹介します。
調理時間はたったの10分
材料
- アスパラ(1本)
- エビ(6尾)
- にんにく(1片)
- オリーブオイル(20cc)
- パスタ(100g)
- 無塩バター(10g)
- 塩 1つまみ(0.7g前後)
- トマト(1/2個)
- 胡椒(適量)
- パルメザンチーズ(適量)
① アスパラの硬い根元部分は落としてから、ジャノメに切ります。
② ニンニクをオリーブオイルで炒め香りを出します。
③ パスタを茹でます。
※使用したパスタは茹で上がるまで8分程度です。お使いのパスタによってパスタを茹でるタイミングを遅らせてください。
④ ニンニクに焦げ目がついたらエビとバターを入れます。その時にパスタの茹で汁を70cc入れます。
Point①
無塩バターではなく有塩バターを使う際は、茹で汁ではなくお湯を入れてください。
⑤ 海老に軽く火が通ったらトマトを入れ、フライパンを火から離します。
⑥ できたソースに胡椒をたっぷりふりかけます。
⑦茹で上がる直前(1分ほど前)にパスタを茹でている鍋にアスパラを入れ、茹でます。
⑧ パスタが茹で上がったら、あまり水気を切らずにソースのフライパンに移し、パスタとソースを絡めます。
⑨ 最後にパルメザンチーズを混ぜて完成です。
次回は、お子様が大好きな“和風ハンバーグ”をご紹介します。
編集部からのお願い
皆さんも実際に作って、感想とともに写真と#BLATRAをつけて是非インスタ投稿してみて下さい。ありがたいことにstoryで投稿していただいている方もいらっしゃいますが、せっかく投稿していただいていても見落としてしまった方もいらっしゃる気がします。ぜひstoryではなくインスタ投稿でお願いします。
一部地域では自粛制限が、最前線で頑張っていただいている医療従事者の皆さまや、保健所の皆さん、そして生活を維持するために各所で働いていただいている皆さんのためにも、そして何よりも、自身や大切な人の為にも、もう少しおうち時間を楽しみましょう。
文:Daisuke Kinoshita(Plus Ultra inc.) 写真:Makoto Shikuya(fede)
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