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我が家のミートソースパスタがレストランクオリティに大変身。

突然ですが問題です。
ミートソースとボロネーゼの違いをご存知ですか?
この違いは人によって解釈が違い、正確な違いがわかりませんでした。
でも、なんとなく話を聞いているとワインを入れて煮込むのがボロネーゼ で、ワインで煮込まないのがミートソースという棲み分けのようです。

では、なぜそのような曖昧なのかを察するに、ミートソース(ボロネーゼ)が家庭料理だからのようです。

料理雑誌には、「家庭料理だからこそ、じっくり時間をかけて作ることが重要」と書かれているものもありますが、前回ご紹介したソフリットを使うことで、短時間で美味しいミートソースパスタが出来上がります。予めじっくり炒めてソフリットを仕込んでおくことで、仕込みに時間がかかってしまいますが、野菜の甘味がグッと引き出せて、美味しい甘味のあるミートソースができます。

VOL.9 ミートソースパスタ

さて、今回はソフリットを使ったミートソースをご紹介します。調理時間はパスタを茹でる時間を含めて15分でできるのに、グッと旨味が凝縮された本格パスタです。さらに、お子様用と大人用で味付けを変えてご紹介します。ぜひ両方とも作って味の違いをお試しください。

調理時間目安:15分

材料

  • ソフリット(50g)
  • 豚挽肉(150g)
  • 塩(2g)
  • トマトソース(150cc)
  • 水(100cc/ベースソース用、40cc/子供ソース用、40cc/子供ソース用)
  • ケチャップ(10cc程度)
  • オリーブオイル(20cc)
  • あらごしの赤味噌(家庭にある味噌でも可)(子供用5g/大人用8g)
  • バター(子供用5g/大人用10g)
  • 黒胡椒(少々)
    ※粗挽きの黒胡椒があれば尚良し
  • パルメザンチーズ(適量)
  • 輪切り唐辛子(1g)
  • にんにく(みじん切りを小さじ1杯)

① 豚挽肉に対して、1.5%程度(今回の場合は2g)の塩を加え味付けをし、楕円形に軽くまとめたら平たく潰します。

② よく温めた鍋で肉の両面を焼きます。焼き加減は、軽く焦がす程度にしっかり焼き目をつけます

Point ①  軽く焦がすことでトマトソースが香ばしくなります。

③ 次にトマトソースとソフリット、さらに水を加え、お肉をほぐして煮詰めます。

Point ②  沸騰するまで強火、そのあとは中火で煮詰めます。

④ 煮詰まればソースのベースは完成です。

アレンジレシピ
この状態を食パンに塗って、チーズをかけて焼けばピザトースト、グラタンザラにじゃがいもやズッキーニを敷き詰め、ソースとチーズをかけて焼けば野菜のグラタンができます。こちらもお試しください!

ミートソース<お子様バージョン>

⑤ 油を引かずにケチャップをいれます。

⑥ ④のソースのベースを90gと、水(味噌をとかすために)を30cc、味噌5gをいれてとかします。

⑦ 軽く煮詰まったら、仕上げにバターを入れてパスタと和え、最後にチーズを振りかければ完成です。

ミートソース<大人バージョン>

⑧ フライパンにオリーブオイルを入れ、ニンニク・輪切り唐辛子をアラビアータの時と同様によく炒めます。

※大人用はケチャップは使用しません。

 炒め具合は、以前にご紹介したアラビアータを参照ください。記事はこちらからご確認いただけます。

⑨ ④のソースのベースを90gと、水(味噌をとかすために)を40cc、味噌8gをいれます。

⑩ 黒胡椒を軽く振りかけ、馴染ませます。

※ 仕上げにも黒胡椒を振りますので、馴染ます程度です。

⑪ 軽く煮詰まったら、仕上げにバターを入れてパスタと和えます。

⑫ 最後にチーズと黒胡椒を振りかければ完成です。

ということで次回は、“〇〇〇〇”をご紹介します。
何をご紹介するかは、少しの間秘密です。是非お楽しみに。

文:Daisuke Kinoshita(Plus Ultra inc.) 写真:Makoto Shikuya(fede)

□過去にご紹介したパスタ料理

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