子育て世代で行く旅
−北海道スキー旅行<準備編>−
7歳(小学校1年生)の長女、4歳(年少)の次女を連れた家族4人での旅行と言えば、一大行事。もちろん旅行代金もそれ相応の金額がかかので大変だが、何が一番大変かと言えば場所の選定とそれに沿った準備に時間がかかることだ。
今年は家族4人でスキーに行こうと決めてから候補地を色々模索して決まったのが、北海道は占冠村にある星野リゾート トマムスキー場<以下トマム>。トマムに決めた理由は、過去に何度かスキーで訪れたことがあり、なんとなく好印象だったから。しかし、最後に訪れたのは20年以上も前の話で、最後にスキーをしのも10年以上も前。色んな意味でこれだけの時が経てば、スキーの道具も変わっているし、現地も以前と大きく変わっていると思われる。実際に、ホテルの運営会社は変わっているし、当時の施設と現在の施設もリニューアルされたり、新しくなっていることは既にわかっている。こうなると初めてスキー旅行に行くのと同じような境遇だ。
そこで、スキー旅行に向けた準備編から実際に訪れてみてどうだったかを、シリーズでお伝えしたいと思う。今回の旅行にあたり、ネットで色々と調べてみたけれども、情報が少なかったので何かの役に立てばと思う。
旅程で気を付けたいこと
準備編の最初は旅程について。現地までは羽田から新千歳までを飛行機で、新千歳からトマムまではバスではなく電車を利用することにした。過去に乗り継ぎで失敗した経験があったので、旅程を組む上で注意したことが1点ある。それはアクセスについてだ。
トマムは北海道のちょうど中心に位置し、新千歳空港から電車で最速90分、車やバスで100〜120分ほど、また帯広空港からもバスで120分、旭川空港からも150分と比較的アクセスの良い場所にある。ただし、飛行機を予約する際に、列車の時刻表と睨めっこしたことを書いておこう。なぜならばトマムへ向かう特急電車が1時間に1本あるかないかだからだ。これは以前訪れた際、飛行機と電車の接続が悪く、乗換駅である南千歳駅で極寒の中電車待ちをした経験からだ。小さい子供連れで何もすることがない駅でずっと待っているのは現実的ではない。だからと言って新千歳空港で時間を潰すのももったいないからだ。同じように、帰りの電車と復路便にも同じように気を揉んだ。
細かい旅程はまだ決め切れていないので、スケジュール間については旅行後の記事でご紹介したいと思う。
事前準備で揃えたもの
トマムではレンタルが充実しているので、現地に着くまでに必要なスノーブーツと手袋だけを準備して、他は何も買わないつもりだったのだが、ちょうどバーゲンが開催されていたので、子供のスキーウェアは購入した。無論、子供たちはスキー自体が初めてなので、この先毎年行くかどうかも分からないし、そもそも荷物が多くなるからレンタルで済まそうと思っていたのだが、レンタルするより断然安かったから購入した。
雪国に行くには絶対必要なスノーブーツ
スノーブーツだけは、現地に到着するまでに用意した方がいいだろうと思って家族全員分購入した。今回だけではなく、雪が降った日も履けるからだ。
今回我が家で購入したスノーブーツは家族全員SORELを選んだ。
カナダの極寒の大地で誕生したSOREL
50年以上も前にアッパーにレザーを、ボトムにラバーを配したウインターブーツを発売したSORELは、1962年にカナダで誕生した。当時から、着脱可能なフェルトライニングという革新的なコンビネーションブーツで一躍有名になった。そして後述するCaribou(カリブー)は1972年から販売され、今もなお世界で広く愛用されているウインターブーツの代表格がSORELにはある。
Caribou(カリブー)
自身はCaribouをチョイス。このブーツ、なんと言っても暖かいし、インナーブーツが取り外せ洗えることがチョイスした要員だ。インナーブーツは取り外して洗えるだけでなく、インナーブーツだけを新しく新調して交換できることもこのブーツの特徴だ。何よりも、変わらない製品を長く作り続けているからこそできた仕組みだろう。ちなみにメンズにはないのだが、ティボリIVというショートブーツがウイメンズにはある。メンズにラインナップされていればそちらが欲しかったのは正直な気持ちだ。
個人的には子供たちとお揃いでCaribouを履きたかったのだが、子供にはどうもまだ重たかったようだ。
Youth Whitney Short Lace(ユースウィットニーショートレース)
長女のために選んだものはSORELのYouth Whitney Short Lace。完全防水は言うまでもなく、軽くて暖かそうなこと、靴紐がアジャスター仕様になっており、手袋をしたままでも靴紐を締めたり緩めたりが容易な点が決めてとなった。ちなみに、妻は長女と同じ物を選び、長女とお揃いというのは羨ましい。
Childrens Snow Commander(チルドレンスノーコマンダー)
次女にはChildrens Snow Commanderを購入した。つま先から足の甲まで、がっちりとした印象のラバー構造で完全防水、またインナーはフリース素材と足首に毛足の長いボアがあるので長時間の雪遊びでも暖かく快適に過ごせそう。またソールの凹凸もしっかりしていて、さらにある程度、靴の重さがあるので滑りにくいのも期待できるポイント。ちなみに、昨年モデルと今年ではカラーリングが違う程度で、主だった機能に違いがなかったことから、靴のサイズがどんどん変わっていく次女には昨年モデルを選んだ。
スノーブーツ以外に手袋の購入は予定しているだが、まだ購入に至っていない。この辺は続編として<準備編・後編>してレポートしようと思う。
<準備編・後編>に続く。
※今シーズンの続編中止のお知らせ
新型コロナウイルス の影響により、今シーズンの続編は中止となりました。来シーズンに改めて企画したいと思います。
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