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ゴッホやモネが人混みを気にせずじっくり鑑賞できる展覧会

芸術の世界へトリップ

暑い夏。夏といえば向日葵。向日葵といえばゴッホと言うことで、ゴッホのサイン付き『ひまわり』を鑑賞する為に、都内にある世界遺産、国立西洋美術館で開催されているロンドン・ナショナル・ギャラリー展へ家族を引き連れ出かけてきました。

ちょうど子供が学校でゴッホの『ひまわり』をオマージュした作品をクラスで制作していたので、やはり機会があるなら本物を見せねばと言うことで行ったのですが、ゴッホの『ひまわり』がじっくり鑑賞できる素晴らしい展覧会でした。

今回のように人気作品が一堂に会す展覧会では、連日長蛇の列が出来て、お目当ての作品をじっくりみて回るのが難しいのが常です。しかし、いま開催されている本展では、コロナ渦ということもあり、時間指定で入場できるシステムとなっており、会場内の人の量が制限されているためにお目当ての作品をじっくり鑑賞することが可能です。

さて、ロンドン・ナショナル・ギャラリーの展示作品をイギリス国外で所蔵品を公開したことがなく、全てが日本初上陸作品になっています。と言うことで、似て非なるゴッホのひまわりが日本に2枚共存する貴重な時間なのです。

似て非なる『ひまわり』とは、今回展示されている作品と構図が全く同じ『ひまわり』が、日本のSOMPO美術館(旧館名:東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館)が所蔵しており、常設展示もされています。

ロンドン・ナショナル・ギャラリー展の展示構成は下記のようになっており、西欧各国の絵画が取り上げられており、見やすい構成になっていました。何よりも、ボッティチェッリ、レンブラント、フェルメール、ターナー、ルノワール、ゴーガン、モネ、セザンヌ、ゴッホなどなど、西洋の巨匠たちの名作たちが並んでいて、全61作品と見応えある展覧会でした。

ロンドン・ナショナル・ギャラリー展の展示構成

 第1章 イタリア・ルネサンス絵画の収集
 第2章 オランダ絵画の黄金時代
 第3章 ヴァン・ダイクとイギリス肖像画
 第4章 グランドツアー
 第5章 スペイン絵画の発見
 第6章 風景画とピクチャレスク
 第7章 イギリスにおける フランス近代美術受容

文化や物を目的に旅をする楽しさ

このBlaze a Trailですが、このサイトを通してお伝えしたかったコンセプトの一つに、「場所を目的とするのではなく、文化や物を目的に旅をする楽しさ」をお伝えするというコンセプトがありました。残念ながらサイト立ち上げ早々から、新型コロナウイルスの影響で、移動が自由に出来なくなってしまった為、まだ実現していません。

私のお目当てはモネの『睡蓮』

例えば、今回出展されていたモネの『睡蓮』。展覧会としては1点の展示ですが、今回訪れた国立西洋美術館には他にもたくさんのモネの作品が展示されています。ゴッホの『ひまわり』と同様に、モネもまた睡蓮をモチーフにした作品を数多く残しています。

モネの『睡蓮』を所蔵する日本の美術館は10館以上あり、関東近郊だけでも私が知るだけで7館あります。

子供にはひまわりを見せつつも、モネ作品を子供に力説し、「この美術館には他にも同じ人の作品があるんだよ」と言って、西洋美術館の常設展へ。

帰宅後、『ひまわり』と『睡蓮』のどちらが好きかと尋ねたら、見事に『睡蓮』と答える娘たち。

こうなれば次は別の美術館へモネの『睡蓮』を見に行こう!と、睡蓮を見にいくという目的のために旅をしよう。とこうなります。

ちなみに我が家では、ポーラ美術館(神奈川県)、アサヒビール大山崎山荘美術館(京都府)、大原美術館(岡山県)、地中美術館(香川県)、鹿児島市立美術館(鹿児島県)へ行って絵画鑑賞をし、モネの世界観が楽しめると言われている岐阜県・根道神社にある「名もなき池」、徳島県にある大塚美術館の環境展示『大睡蓮』、さきほどの地中美術館の「地中の庭」を楽しんで、いつかはMoMAに展示されている大きな睡蓮を見て、最後はジベルニーで本物のモネの庭を……と狙いを定め、夢見ています。

当サイト「Blaze a Trail」で、このように「場所を目的とするのではなく、文化や物を目的に旅をする楽しさ」をお伝えできるように、早くなればいいのにな。

ロンドン・ナショナル・ギャラリー展 展覧会概要

■東京展 
会期:2020年6月18日(木)〜2020年10月18日(日)〈日時指定制〉
休館日:月曜日、9月23日 ※ただし、7月13日、7月27日、8月10日、9月21日は開館
開館時間:9:30~17:30(金曜日、土曜日は21:00まで) ※入館は閉館30分前まで
日時指定入場券:チケット料金:一般 1,700円、大学生 1,100円、高校生 700円
会場:国立西洋美術館
住所:東京都台東区上野公園7-7
※国立西洋美術館での販売はなし。
※詳細は展覧会公式サイトを確認。

■大阪展
会期:2020年11月3日(火・祝)〜2021年1月31日(日)
会場:国立国際美術館
住所:大阪府大阪市北区中之島4-2-55
開館時間:10:00~17:00(金・土曜日は20:00まで) ※入場は閉館30分前まで
休館日:2020年11月16日(月)・24日(火)・30日(月)、12月14日(月)、12月30日(水)〜2021年1月2日(土)、1月18日(月)
※開館時間、休館日などの予定は変更となる可能性あり

詳細は下記公式サイトでご確認ください
https://artexhibition.jp/london2020/

【お問い合わせ】
・東京展 TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)
・大阪展 TEL:06-6447-4680(国立国際美術館代表)